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2010年12月26日 - 2011年1月1日

2011年1月 1日 (土)

絵本「ひさの星」(斉藤隆介・文+岩崎ちひろ・絵)の紹介

絵本「ひさの星」(斉藤隆介・文+岩崎ちひろ・絵)の紹介

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絵本の紹介が続きます。この絵本「ひさの星」は、哀しい物語が描かれています。絵は岩崎ちひろさん、淡い色調で描かれる一人の少女のお話です。絵本は、子どもたちのために書かれるのが通常ですから、あまりに哀しいお話は嫌われる傾向があります。この絵本は数少ない例外になります。お母さんたちには人気がありますし,実際よく買われています。おそらく、岩崎ちひろさんの絵がすばらしいからだと思います。子どもたちが生き生きと描かれていますし、主人公の少女の表情に心打たれます。

2010年12月30日 (木)

絵本「林檎の木のうた」(神沢利子・文+大島哲以・絵)の紹介

絵本「林檎の木のうた」(神沢利子・文+大島哲以・絵)の紹介

林檎の木々に包まれた村の少女の成長を描いた絵本です。一人の少女の生い立ちを、林檎の木に託したような物語ですが、美しい自然に育まれた命が時代の運命に翻弄されていく姿を、大島さんの絵がみごとに表現している。私の好きな絵本の一冊ですが、歳を重ねるのならこの主人公のように淡々と生きたいものです。

2010年12月29日 (水)

マルセル・マルソーの絵本「かえってきたビップ」の紹介

マルセル・マルソーの絵本「かえってきたビップ」の紹介

世界一のパントマイマーといわれたマルセル・マルソーが書いた絵本、「かえってきたビップ」。ビップというのは、マルソーが演じた道化師の名前です。この絵本は、そのビップの「誕生物語」です。なきむしでさみしがりやのビップは、多くの人から愛されました。そう、とりわけ子どもたちから。

2010年12月28日 (火)

絵本「ぼうさまになったからす」の紹介

絵本「ぼうさまになったからす」の紹介

絵本「ぼうさまになったからす」の紹介
私のアトリエに2羽のカラスがよく歩いてくる。私が外にいると、ためらいもなく近づいてくる。カラスもかわいいものだと思う。しかし、世間一般のカラスのイメージはすこぶる悪い。カラス撃退法などと、テレビで取り上げられたりする。カラスが黒くなければ、見た目の色がきれいであれば、多少いたずらが過ぎてもこのように嫌われないのになどと思ったりする。さて今日は、松谷みよ子さんが文章を書き、司修さんが絵を描いた絵本「ぼうさまになったからす」の紹介をします。若い人が戦争にかりだされて、次々と死んでいく頃のお話です。ある日、村のカラスが一斉にいなくなった。おばあさんが言うことには、村のカラスがお坊さんになって、海を越えて、戦死した若い村人のところへお弔いにいったと。ここでのカラスは、村人を慰める役割を担っている。時代に翻弄される人々にとって、身近な存在だけが慰めになることがある。救われない状況を絵本にするのは難しい。

2010年12月27日 (月)

絵本「木霊みょうと」の紹介

絵本「木霊みょうと」の紹介

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絵本「木霊みょうと」の紹介
美大生の頃、私は絵本作家になりたいと思い、絵本同好会を結成したことがあります。「絵描きになるのも絵本を書くのもなかなか大変だなァ」と思いつつあの頃は、ただただ絵を描いていた。私の絵が内面にむかうにつれ、絵本(夢)から離れていきました。今振り返ると、絵本の持つ童心性にあこがれていたのかも知れません。絵本の持つ魅力(みずみずしさ)は、今の私たちの表現姿勢に欠かせないものだと思います。この絵本の絵は中島潔さんの描いたものです。線の美しさは秀逸です。線の流れが女性の弱々しさと悲哀をも表現しています。絵本は子供だけが見るもではありませんよ。

2010年12月26日 (日)

絵本「鬼丸」の紹介

絵本「鬼丸」の紹介


鬼丸とときわ(人形)との不思議な話を描いている。私がこの絵本を買ったのはずいぶん以前になりますが、絵が不気味で「子供が見るにはちょっとねェ」と思ったからです。深沢邦朗さんの絵本です。当時、有名な童画家で何度か絵は見て知っていました。少女をよく描いていましたが、どこか不自然でかえって気になりました。特にこの絵本は、その不気味さが魅力になっています。あきらかに人形とわかっているから、おそらく作者の気持ちが入りすぎたのでしょう。絵というのは、いつも逆(さかさ)鏡だと思います。

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