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2014年1月5日 - 2014年1月11日

2014年1月 6日 (月)

本の紹介・若桑みどり著「イメージを読む」

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若桑みどりさんの「イメージを読む」は、西洋美術史の入門書として書かれた本です。
これほど平易に、しかも中心軸を外さずに書かれた本は少ない。
わたしも美術史の授業をしたことがありますが、美術に関心のない人たちに興味を持って聞いてもらうには、それなりの工夫が必要です。誰もが知っている作品や芸術家から入るのも、有効な方法です。イタリアルネッサンスであれば、「モナリザ=レオナルド・ダ・ビンチ」が最も有効かも知れません。
若桑みどりさんの優れたところは、その時代の雰囲気までも明瞭に伝えていることです。著名な絵や彫刻から学ぶことは意外と多いのです、どのような社会風土(時代背景)があり、その中でどのように創作していたのか、周辺環境を知ることがその作家(個人)に迫る近道だからです。
これは美術史だけではありません、どのような学問(課題)にもあてはまります。

2014年1月 5日 (日)

本の紹介・「ガラスびんの文化誌」

本の紹介・「ガラスびんの文化誌」

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「かざすとき香水瓶に日曇るわれに失くさぬまだ何かあれ」、寺山修司の短歌をみつけて購入した一冊です。「ガラスびんの文化誌」は、ありとあらゆる瓶について書かれた本です。色や形が美しいと思えたり、何かの拍子に気持ちが触れてしまった瓶、それとなくデザインされた瓶などは、捨てられない。コレクションする気はなくても、それらは次第に増殖し始める、置き場所に困ったとしても、割れたとしても、なかなか捨てられない。寺山修司の「かざすとき香水瓶~」に重なるイメージは、母かもしれない、つくりばなしの狭間で沈む想いは、やはり歪む。

2014年、新しい年が始まりましたが、わたしには、東北の震災以降、原発事故以降、気持ちが晴れない。ひとり一人の思い出や捨てられなかった多くのモノが、否応なく破棄された出来事の凄まじさに・・・。

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