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2015年4月19日 - 2015年4月25日

2015年4月24日 (金)

わたしは『芥川龍之介全集(岩波書店昭和2年発刊)』を読み始めました

四月に入ってから、わたしは『芥川龍之介全集(岩波書店昭和2年発刊)』を読み始めました。芥川龍之介が自殺したのが昭和2年ですから、同年刊行の全集になります。何気なく、『河童』を読み返してみたのがこの「作業」の始まりになります。Akutagawa31


「読書家」のわたしは、中学三年生の時に芥川とチェーホフを読んでいました、いや、読んでいたつもりでした。芥川の「河童」を知っているつもりでいたのですが、そうではなかった。これは短編ですが、想っていたほどの『短編』ではありませんし、知っている内容からはほど遠い作品でした。未熟な人間が読むと、このような事態(誤った先入観)に陥る、他の作品も例外ではありません。

Akutagawa3

芥川龍之介の作品がきわめて視覚的で、一読しやすく(ある意味わかりやすく)、それだけにそれだけで終わってしまう。自殺する五ヶ月前に書かれた『河童』には、複雑な心情と単純に過ぎる周辺事情(ストーリ)が織り込まれています。直感に頼った文章でもなく、個人的な事情に傾斜した作品(私小説)でもありません、新たなジャンルに挑戦し、しかも成立していることに驚きました。この頃の芥川龍之介は、精神的に追い込まれた状況にあり・・・読み返し途中ですが、優れた作品も多く、傑出した作家であることに違いない。

2015年4月19日 (日)

レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿

レオナルド・ダ・ヴィンチ「マドリッド手稿」(岩波書店版)

レオナルド・ダ・ヴィンチが、その67年間の生涯で書いたノートやメモ類は多い。晩年それらは整理され、弟子のフランチェスコ・メルツィに託されたが、何故か散逸してしまった。

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「マドリッド手稿」の発見以降、その評価が高まるにつれ所有することが「権威」にすらなっていきます。

Yk100zzzz

レオナルドといえば、「モナ・リザ」や「最後の晩餐」などを想い浮かべるものの、絵画作品の多くは未完成で、しかも数点しかありません。しかしながら、レオナルドの手稿、素描・素画は、紙枚数にして1万枚前後あるという(未発見のものも多い)。それらは「マドリッド手稿」「レスター手稿」「アトランティコ手稿」「トリヴルツィオ手稿」「鳥の飛躍に関する手稿」「パリ手稿」「解剖手稿およびウィンザー紙葉」「アランデル手稿」「フォースター手稿」など、発見状況や所有者により名づけられ保管されています。

「レスター手稿」が近年、ビル・ゲイツさんが購入して話題になりましたが、私有されることは極めて稀なことです。わたしたちが実際調べたりできるのは、コピーか本を頼る他はありません。これらも高価であり、すべてを手元に置くことは難しいのです。

わたしは、岩波から出版された「マドリッド手稿」を所有していますが、ここから得た知識や感覚は格別なものです。できれば、インターネットですべてが公開されることをわたしは望みます。

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