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2016年2月28日 (日)

金沢美術工芸大学『卒業制作展』の会場を訪れました

金沢美術工芸大学『卒業制作展』の会場を、訪れました。若い人たちの発想はいつも新鮮で希望にあふれています、これらの作品に触れることはわたしたちにとっても喚起される何かがあるのです、大切な場でもあるのです。

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わたしたちもそうでしたが、創作の分野は多分に『独学』の要素が強く、教えられて得られるものは少ない、それ故の『独創』がこの時期の魅力といっていいのです。

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わたしが興味を抱いて見ていたのは、アニメーションと芸術学です。今年も、映像+アニメーションの世界に新しい可能性を見ることができました。『視覚デザイン』だけでなく『油』からも優れた試みを見ることができました。このような新しい時代感覚を大切にして欲しい、課題も多い世界だけに『やりがい』もあると思います。『芸術学』にも新しい視線が芽生えているのかも知れません、澁澤龍彦の小説から始まる『金魚』への熱い視線には、不思議な、領域を超えてしまいそうな『美意識』があります(阿部菜都紀さんの論文)。中川成美さんの絵本作家ル・カインに熱い眼差しを向けた論文も、丁寧に調べた制作過程を裏付けにその作家としての魅力を充分に言い得ています。『芸術学』を見ていると、若い人たちが(この混沌とした時代に)何に関心を持っているかがよくわかります。

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